清泰寺
由緒

本寺は今から450年前の永禄6年(1563年)に大圭紹琢禅師が保寧寺として開山、その後、美濃国の有力大名により以安寺と改号し、さらに、関ヶ原の戦いの後、東軍に属し戦功のあった小倉山城主金森長近により城郭内の現在地に移され、安住山 清泰寺と寺号を改めた。

本堂の建築様式は地方には珍しい京都風の一流寺院形式で、美濃国禅宗建築の代表的なものである。江戸時代には尾張徳川藩主の崇敬も篤く、この地方最高の寺格を有する禅宗臨済宗寺院である。

江戸時代の「宗門改め」に際し、各村々に一寺が望まれた時、歴代の清泰寺住職が開山となって建立した寺院は近在の二十ヶ寺以上におよぶ。

また、多くの高僧を輩出していることでも有名で、本山、妙心寺に出世した空印・無学などの名僧ゆかりの寺である。

壮麗な本堂、苔むした参道、土塀、唐門などは静寂の佇まいに溢れひとしおの風情がある。背後の山の斜面を取り入れた金森宗和作の庭は美濃市の名勝に指定されており、一度は訪れてみたい名刹である。



年間行事

・1月1〜2日

・1月3日

・1月5日

・1月15日

・2月15日

・3月 春分の日

・5月8日

・5月15日

・8月8日

・8月11〜14日

・8月24日

・9月15日

・9月 秋分の日

・10月24〜25日

・12月8日

修正大般若会

修正満散大般若会

法類寺院年頭会

善月祈祷大般若会

涅槃会

彼岸祠堂施食会

降誕会(花まつり)

善月祈祷大般若会

合同施食会

美濃市、関市内盆棚経

子育地蔵盆

善月祈祷大般若会

彼岸祠堂施食会

開山毎歳忌宿忌、半斎

成道会

寺院情報 宗派 臨済宗妙心寺派
開山 1605年(慶長10年)大圭紹琢禅師
本尊 釈迦如来
霊場 中濃八十八ヶ所 第39番
住所 美濃市殿町1439
電話 (0575)33-1302
文化財 市指定/鐘鬼の図、清泰寺庭園、
    佐藤清信・秀方の墓



・長良川鉄道「美濃市駅」下車 徒歩15分。
・東海北陸自動車道 美濃ICから5分。


金森権現社

関ヶ原の戦い(1600年)以後、上有知(旧美濃町)は飛騨高山城主金森長近に加封された。金森長近は新しく小倉山城を築き、城下町として新上有知の町造りを行い、城郭内に菩提寺として清泰寺を建立した。

また、金森権現社は上有知町造りの大功労者である金森長近の遺徳を称え建立され、寺内の一郭に美しい樹木と苔をもつ参道の奥に今も鎮座しておられる。

庭園

庭園

金森権現社

金森権現社

寺院写真
本堂

本堂

山門

山門

鐘楼

鐘楼

弘法堂

弘法堂

霊光殿

霊光殿

勅使門

勅使門

やすらぎ地蔵尊

やすらぎ地蔵尊

参玄洞

参玄洞



梅

参道入口の桜

参道入口の桜

 
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